J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

オバマのお辞儀問題 「バカっぽい」のか「当然」か

<テレビウォッチ> 来日したオバマ大統領が皇居を訪れ、天皇陛下に挨拶した際に、アメリカでよく茶化されるような、日本式の(ペコペコ)お辞儀をして見せたことが、米国内で物議をかもしている。

   いまさらになって、ニューヨーク・ポスト紙を紹介しながらこの話題を取り上げた番組だが、そこには頭を低く下げたオバマの写真に「いやあ、いい靴ですね」とキャプションがつけられ、「バカっぽいお辞儀」との見出しがデカデカと――。

   スタジオでは「(お辞儀は)すばらしい。すがすがしくていい青年って感じですよね」(木場弘子・キャスター)「当然(の行動)だよ。お辞儀することは迎合することではない」(長嶋一茂)など、オバマを支持する意見が相次いだ。

   「物議を醸してるといっても、(批判してるのは)メジャーな新聞じゃないですよね」とは山口一臣・週刊朝日編集長。世界第2のメジャー新聞とくらべればたしかにマイナーだろうし、NYポストといえば共和党べったりで、下品なタブロイド紙だと言われることもあるが、ニューヨークではたぶん2番目か3番目に売れている。現地ではASAHIよりメジャーなことはたしかである。念のため。