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スーパー猛暑に「蚊」もマイッタ!「発生」例年の3割減

   「今年はなぜ蚊が少ないか知ってますか」と大竹真アナが「NEWSッス」コーナーで口火を切った。全国的な傾向かどうか分からないが、たしかに今夏、東京では蚊が飛んでいる姿を見なかった。

   「何か理由があるんですか」というテリー伊藤に、大竹が挙げた理由は「高温」と「降雨量の減少」で、例年に比べて3割程度も蚊が少ないという。

連日の30度以上、雨なしでダウン

   日本に生息しているのは、雑木林や竹やぶにいる「ヒトスジシマカ」と住宅街にいる「アカイエカ」の2種類。害虫防除技術研究所の白井良和所長によると、アカイエカは暑さに弱く、生息に適した温度は25度。30度を超える日が続くと死んでしまうという。

   もう一つの降雨量の減少は、蚊はボウフラ状態から成虫になるまで2週間ほどかかるが、この間は水溜りなどで生息する。雨が降って水溜りができても、今夏の猛暑ですぐに干上がって生息できなかったようだ。

   司会の加藤浩次は「へ~知らなかった」と驚く。

   ただ、喜ぶのはまだ早い。9月までが蚊の活動期。これから気温が下がり、降雨量が増えると一気に大発生する可能性もある。