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「そこまでやるか!」芸人仲間も感心した坂上二郎のお笑い 

   「亡くなった直後で不謹慎といわれるかもしれないが、今でも昔のビデオを見ると笑ってしまう。それだけ偉大なお笑い芸人だった」と司会の加藤浩次は話す。

   お笑いコンビ『コント55号』で「飛びます、飛びます」などのギャグで知られ、俳優や歌手としても活躍した坂上二郎が昨日(2011年3月10日)、脳梗塞のため栃木県の病院で死去した。享年77。

   コンビを組んでいた萩本欽一は「格好いいとか綺麗なこと、オシャレなことをしない人だった」と声を詰まらせ、昨年12月に見舞いに行ったとき、「飛びます、飛びますができるかと聞いたら、飛べません」と坂上が笑ったエピソードを明かした。

テレビ時代の基礎作った人

   同世代の藤村俊二は「そこまでやるかと思うほど、色々なことをやる人だった」と語り、愛川欽也は「お笑いのテレビ時代の基礎を作った芸人だった」と振り返る。

   コメンテーターの八代英輝(元裁判官・国際弁護士)「自分が幼稚園に通っていた頃から、テレビをつけるとコント55号が映っていた。再び元気になり、テレビに戻って来て欲しかった」

   キャスターのテリー伊藤「大学時代、コント55号を見たくて授業を何度もさぼった。それだけ新しいお笑いを作り出した芸人だった」

   お笑い時代の話がほとんどだったが、晩年の坂上二郎は役者としても、またトーク番組などでも味のある演技や話を披露したものだった。