2024年 3月 29日 (金)

中学生アイドル「フェアリーズ」の作られ方―捏ねて千切って来週デビュー

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   「スッタメ」コーナーで3週連続で追いかけているテーマが「アイドルの作り方教えます」。AKB48にしろ嵐にしろ、 そうしてできてきたグループがテレビに踊っているのは知っていても、その過程を見せちゃおうというテレビも、まあ相当なもの。

100人を超す待機新人からピックアップ

   仕組むのは安室奈美恵やMAX、SPEEDなどを手がけたヴィジョンファクトリー。デビューまでの段取りが凄い。コンセプト決め→メンバー決め→グループ名→デビュー曲作り→レコーディング→ 振付け→プロモーションビデオ制作→PR活動と流れていって、ようやくデビューとなる。

   今回のコンセプトは中学生だ。メンバーはみな13歳。100人を超す待機新人の中からダンスやボーカルの力を見て選考。カリスマモデルだの運動神経抜群だの、優等生だのグループのくくり方は自由自在だ。とにかく、すらりとした、まだ子どもが残っているような中学生だ。これを半ば「力づくで」アイドルに仕立てようという、おじさん・おばさんの戦略。

   もともと待機組だから踊りも歌もレッスンしているが、アイドルとしてのパフォーマンスの基本を受け持ったのが元アイドルで振付師の牧野アンナ。これが厳しい。

「絶対できるんだと思っている人じゃないとダメなんだよ」

   先週は公募で名前が「フェアリーズ」に決まった。その意味を「妖精です」と伝えられて 、「ウオー」と喜ぶ彼女たち。ただの中学生だ。

   曲もできた。「More Kiss」 という。振付けはKENZOが担当した。「何考えてんだ」 などと怒鳴られては涙を流す。「1回CDを出すだけで終わっちゃダメだ」というのは、励ましなのか、大人の本音なのか。

   そして今週は、プロモーションビデオの撮影を見せた。衣装をつけ、ブーツサンダル風のハイヒールで現れた彼女たちは、もう中学生じゃない。しかし、慣れないハイヒールのダンスが延々と続くと、靴ずれや疲労で座り込んだり。それでも40回も踊って、「楽しかったでーす」。編集中のプロモーションビデオの一部が流れる。いや、これがなかなかのものだ。なるほど、作れるものなんだと妙に納得。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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