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ユッケ規制強化―さて、司会者兼焼肉店経営者・小倉智昭の言い分は?

   焼肉チェーン店で出された牛肉ユッケの大集団食中毒事件をきっかけに、危険な生肉を野放しにしていた無策怠慢な国が重い腰をあげ、なきに等しかった生肉規制を強化。罰則も盛り込まれて、明日から新基準が施行となる。

   これに対して、今度は焼肉、生牛肉業者が、規制が厳しすぎて牛ユッケは出せなくなる、出せてもコストがかかって高額にならざるをえない、売れないと悲鳴を上げているそうだ。

笠井信輔アナ「どちらの立場で話しましょうか」

   さて番組冒頭、このトピックがスタジオで扱われる前に、笠井信輔アナがめずらしく詰問調で、司会の小倉智昭に迫った。「オグラさん、司会者として、焼肉店経営者として、どちらの立場で話しましょうか」

   焼肉チェーンのユッケ食中毒/生肉の衛生問題がこのとくダネ!でもさかんに報じられていた時期、オグラは焼肉店を代弁するようなコメントばかりしている、ポジショントークではないかと、一部で物議をかもしたのである。しかも元来自分の話が大好きなオグラが、この問題に関しては、筆者の知る限り、自分が「焼肉店経営者」だと明かすことはなかった。

   こうした経緯を受けて――やや遅きに失した感のないでもないが――笠井は異例の問い(と事実の暴露)に出たとみられる。

   オグラはさも不愉快そうに答えた。「いや、ボクは焼肉店の経営者として話したつもりはないんですけど。そういうふうに受け止めた方もおいでのようですけど。ただ、生肉の文化がこういうこと(食中毒)でなくなるのは残念ですよね」