2024年 4月 25日 (木)

「都構想」説明不足―大阪の何が変わりなぜ再生できるのか

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   11月27日(2011年)に投開票が行われた大阪の府知事選と市長選で、橋下徹前府知事が率いる「大阪維新の会」が圧勝した。1年前に誕生した小さな地方政党が100人以上の地方議員と大阪府・市長を擁するようになった背景を探った。

既成政党への失望が押し上げた「維新の会」

   キャスターの森本健成は「橋下氏は大阪都構想を掲げて平松氏に戦いを挑みましたが、過去にはこの2人が親密な関係にあった時期もありました」と、橋下が府知事就任後に平松と行政サービスの統合を訴えたポスターを紹介した。そこには笑顔の2人が載っていた。

   しかし昨年、行政統合の主導権を巡って亀裂が生じ、今回の一騎打ちとなった。NHK出口調査の政党支持率は、トップが大阪維新の会19%で、次が平松前市長を推した自民党17%、民主党14%で、維新の会には既存政党を上回る勢いがあったことがわかる。また、街の有権者にも「民主や自民が何かやってくれるだろうと待っていたが、何もやってくれなかった。でも、橋下さんは何かをやってくれそうな気がする。橋下人気が高まるのも当たり前」(中年男性)と言う。また、選挙で期待したものとして、約6割の大阪再生を上げた。

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