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殺人未遂受刑者脱走!1時間も通報しなかった呑気な広島刑務所

   「刑務所としても失態ですね」。司会のみのもんたがコメンテイターに話しかける。

   殺人未遂などの数々の罪で服役中の受刑者が、白昼堂々、広島刑務所から大脱走。いまだ逃走中とあり、朝ズバッ!の各時間帯のトップ扱いで伝えられたニュースである。

   同刑務所の塀は高さ5メートルあったが、あいにく工事中で足場が組まれていたという。受刑者はそれを利用し、オートバイではなく徒手で壁を越えたらしいという。こうしたことは、あとで監視カメラをチェックしてわかった。さらには、脱走が判明してから、通報まで1時間かかったという。

足場あるのに普段通りの警備

   こうした刑務所の対応には、激しやすいみののみならず、コメンテイターからも強い批判が相次いだ。

   「大失態もいいとこで、本当に初歩的なことだと思う。(出頭してきたオウム元幹部を追い返した)警視庁と同じような怠慢」(北川正恭・早稲田大学大学院教授)

   「足場が組まれて脱走しやすい状態だったのに、普段通りの警備しかしてなかったから、この事態になったのでは。失態どころではない」(金井辰樹東京新聞・中日新聞 政治部次長)