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社員食堂ツアー希望殺到!マイクロソフト6000人、バンダイ4000人

   「体脂肪計タニタの社員食堂」が先月(2012年1月)、誰でも入れる食堂として東京・丸の内にオープンし話題を呼んだ。これがきっかけになったのか、社員食堂ツアーが企画されるなど「社食ブーム」が起きている。リポーターの中山美香が追った。

ポーラの目玉メニューは「春の美肌定食」

   タニタの社員食堂は連日一般客が押し掛け、整理券を出す盛況ぶりだ。ヘルシーなランチが手頃な値段で食べられるのが人気の秘密。それに目をつけ、「社食体験ツアー」を企画したところ、大変な人気で、マイクロソフトの社食ツアーには定員15人になんと6000人、バンダイには4000人が押し掛けた。

   化粧品メーカー、ポーラのツアーには4000人の中から抽選で選ばれた13人が参加した。この日のメニューは、その名も「春の美肌定食」。雑穀米を使った炊き込みご飯にサワラのカラフルソースかけで、521キロカロリー。参加者の感想は「アンチエイジングなのに、味はしっかりしている」「塩気がなくて体によいものなので参考にしたい」と好評だった。

東京オペラシティで富士山見ながら「豆腐ハンバーグあさりあんかけ」680円

   「社食」は霞が関にもあった。中山がやってきたのは農林水産省の食堂。4年前から一般に開放している。

「誰でも入れるとは意外でした」

   国の食糧自給の元締めだけに、値段の下に自給率とカロリーが表示されている。50種類以上の惣菜が自慢だ。

   穴場は新宿の東京オペラシティ。富士山も眺望できる高層ビル18階にある社員食堂は毎日1400人以上が利用する。女性に人気のメニューはお粥とか。「うちの社員食堂よりいい」とやってくるOLもいる。スタジオにそのオペラシティの「豆腐ハンバーグあさりあんかけ」(680円、610キロカロリー)を持ち込んで試食した。

   キャスターのテリー伊藤「680円なのにボリュームあるねえ。さっぱりしているねえ」

   コメンテーターの本村健太郎(弁護士)も「ヘルシーなのに、味もちゃんとついている」と太鼓判を押す。司会の加藤浩次が「企業にとってもイメージアップになりますね」というと、テリー伊藤は「学生の会社選びの予備調査にもなる」

   中山「企業の地域貢献という効果もあります」

   社員食堂が充実しているのは、結構なことだ。ところで、アナタの会社の社員食堂、一般開放してお客さんはきてくれるかな。