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秋田・クマ牧場2人死亡は人災!エサやらず腹ぺこ―県もたびたび指導

   秋田県鹿角市のクマ牧場で20日(2012年4月)、塀で四角く囲われた運動場にいたヒグマ6頭が高さ4メートル以上の塀を登って脱走。従業員2人がクマに襲われ死亡した。

   この牧場は1987年にオープン。例年は積雪の多い冬場は休業しており、ゴールデンウィークの営業を控えていたところだった。ただし経営難のため、今秋をもって閉鎖することになっていたそうだ。

   運動場の一角に雪が3メートルもたまっており、クマがそこを登って塀を越えたと見られることや、餌などクマの管理の問題で秋田県がたびたび調査・指導を行っていたなど、経営・管理の「ずさんさ」が番組では伝えられ、コメンテイター陣もそこに着目。

   「クマもお腹が空いて必死だっただろうし、餌を十分あげてればこういうことは起こらなかったと考えると、経営側の人災なのかなという気もする」(タレント・真鍋かをり)といった見方も出ていた。