2024年 4月 19日 (金)

駅の暴行・傷害事件1日10件「押された」「割り込み」「足踏んだ」

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   地下鉄の副都心線・渋谷駅構内で起こった刺傷事件の犯人は、埼玉県朝霞市に住むアルバイト渡辺知宏容疑者(32)で、「ぶつかって頭にきたので刺した」と話しているという。そんなことで刺されたんじゃたまらない。しかし、こうしたトラブルは驚くほど多いことがわかった。

専門家「怒ってはダメ」「無視もダメ」「ひとこと謝り距離を置く」

   鉄道や駅での暴行や傷害事件は多く、2010年には約3400件。1日に10件の勘定だ。「スッキリ!!」が街で50人に聞いたところ、16人がトラブルにあったことがあると答えた。「見た」は8割にもなったという。「押された」「自分は押すくせに押されると切れる」「割り込みを注意」「足を踏んだ」「すみませんと言わない」などなど。大方は「抑える」といったが、手を出してしまう件数がこれだけあるというのも異常だ。逮捕された渡辺は刃渡り30センチもの大型ナイフを持ち歩いていた。これも異常だ。

   司会の加藤浩次「30センチのナイフは普通じゃないですよね」

   阿部祐二レポーターが「全長40センチです」と模型を見せたが、まあでかい。片側が刃、背の部分がギザギザになっている。映画のランボーが持っているようなやつだ。これをいつも持っていたのか。

   八代英輝(弁護士)「これを護身用というのは正当な目的とは理解されない。銃刀法違反になる」

   キャスターのテリー伊藤が「キャンプに行くのなら?」

   八代「行き帰りはいいが、車の中に置いていたら正当じゃない。簡単に入手できるのは問題だと思う」

   テリー「アーミーショップへ行くと、もっとすごいのを売ってる。子どもはともかく、大人はだれでも買える。板前さんが出刃包丁持つのと一緒で、規制は無理だと思う」

   専門家は、トラブルを避けるには「怒ってはダメ」「無視もダメ」「ひとこと謝り距離を置く」という。

   加藤「変な人がいるという前提でしょうね。普通なら『あ、すいません』ですむはず。カッとならないよう心がけた方がいい」

   東京をしばらく離れて戻った時にわかる。電車の中でも駅でも、自分からよけない譲らない人は確実に増えている。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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