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「尖閣3島調査」不動産評価額いくら?東京都は20億円で交渉

   尖閣諸島の購入交渉を地主と進めている東京都が2日(2012年9月)、現地調査を行った。都職員や生態系の専門家、不動産鑑定士ら25人の調査団は調査対象の魚釣島、北小島、南小島の3島を海から調べた。政府の上陸許可が下りないため、小型ボートで島に近づき、島周辺の水深や島の地形などを観測した。

ダイビングなどレジャー利用の可能性

   魚釣島では6か所の水が流れや野生のヤギが確認され、人が住めることもわかった。周辺海域にはウミガメもいて、ダイビングなどのレジャーも利用できる可能性もある。

   これまで全国から都に集まった購入のための寄付金は13億5000万円に達しており、都は今後20億円を軸に地主と購入交渉を進めるという。

   宮古島出身の女医・友利新「私たち、領土問題はあまり知らなかったんです。調査をして頂いて、しっかり見極めさせて欲しい」

   キャスターのテリー伊藤「20億円の大金を出すんだから、現地調査は当たり前。何にも知らないで金だけ出すというのは、これも気持ち悪い」

   9時間かけて調査を終え石垣港へ戻ったが、10月には再調査を行う予定で、この時は石原都知事も同行する意向という。