2024年 4月 19日 (金)

小泉進次郞「自民総裁選のキーマン」?誰支持するかで地方票に雪崩れ現象!

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   自民党の谷垣総裁がきのう10日(2012年9月)、 総裁選出馬断念を表明した。これで総裁選は、石破茂、石原伸晃、安倍晋三、町村信孝、林芳正(世論調査の人気順)5氏の争いになった。そこであの小泉進次郎議員が注目されているという。「キーマン」とまでいわれているそうだ。なぜか?

歯切れ良く全国遊説の先々で圧倒的人気

   小泉は「まだ議員になって3年。31歳の若造ですから」と、キーマンという見方を否定してみせるが、 とにかく弁が立つ。父親もそうだったが、新聞でいえば「見出しになる言葉」をはくことではピカイチだ。天性のものなのだろう。先週も、安倍の「維新の会」との連携の動きに、「どこと組むとか、いまからそれを論じ るのは負けることを前提にした議論だから意味がない」とバッサリ切って捨てた。実に小気味よい。

   小泉はいま青年局長で、遊説局長代理としてずっと地方を歩いているが、その言葉の切れで行く先々の人気はすごい。自民党は前回選挙で大幅に議席を減らしたため、総裁選での地方票のウエートが高くなっている。小泉がだれを支持するかで流れを作ることになるのではないかという読みである。

   きのうはまた、青年局主宰の講演会で石破と同席した。講演会は前からの予定で総裁選とは関係ないのだが、「すわ、石破支持か」と目を向けられる。地方からの参加者は小泉と並んで写真を撮っている。まさに存在感だ。

19日の総裁候補者討論会後に支持決定

   それにしても当選1回の若造である。小泉元総理の次男で、兄は俳優の孝太郎というのはあるにしても、いささか度が過ぎている感じがしないでもない。所太郎レポーターは「自民党の現状をあらわすのかな」と言う。

   小松靖アナ「言葉の力というのはありますね」

   政治アナリストの伊藤惇夫は「発言自体が非常にうまい。いつも一歩引くんですね。マスコミにも出たがらない。変な意味ではなくて、天才子役だと思います。若手という意味も含めて。これからどう育っていくのか。間違いなく地方では絶大な人気がありますよ」

   小松「長老の受けはどうなんでしょう」

   伊藤「お父さんもそうだったが、自民党の派閥をぶち壊す方ですよ。自民党を変えなければと常に言っている。党は看板として使っているが、長老から見るとと不安なんでしょうね」

   テレビ朝日・野党担当の藤川みな代記者は「青年局長なので党の役員会に出られる。大きな意思決定の場にも立ち会っているし、地方の声も発信しているので、党内でもメディアからも注目されています」と話す。

   その青年局が19日に候補者を集めて討論会を開く。小泉はその発言を見て支持する候補を決めるといっているそうだ。藤川は「投票日の前に、地方にそれが伝わるので影響はあると思う」という。

   小松は「別にひいきをするわけではないんですが…」と引き戻しに必死だったが、舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「言ってることは真っ当に聞こえる。年齢は関係ない」

   宮田佳代子(ニュースキャスター)「ただの人気というのとはちょっと違うと思う」

文   ヤンヤン
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