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このコメンテーター大丈夫か!?「反日デモ」見てきたように事を言い「あれは浮浪者たち」

   はたして「デモ」はどれだけ民意を反映しているのかと考えれると、これもけっこう悩ましい問題だ。世の中には、反韓(流)デモをマスコミが黙殺したと腹を立てる人がいれば、多数の参加者がいた反原発デモに対して、いくつかの新聞・テレビがじつに冷淡だったと批判する人もある。いずれにしても、デモは「民意」の発露として重く見ているわけだ。

「中国には1日2ドルで生活している人が20%いて、デモは教育ない人多い」

   日本国内のデモと違って、外国の日本に対するデモはマスコミで取り上げられやすい。たとえば中国の反日デモだが、この場合は、デモをする「民意」はロクでもないものだと決まっているから取り扱いは容易だ。

   「朝ズバッ!」の解説やコメンテイターによれば、結局のところ、彼らはお国の反日教育に踊らされ、無知だったり、貧しかったり、政府への不満のすりかえだったりで、領土問題について理解不足なせいでデモをしているのである。

   中国や韓国で日本の国旗を破損したり、過激なデモが多いのはなぜなのかと問われ、コメンテイターの逢坂ユリ・資産運用コンサルタントは「デモ参加者の正体」や考えをまるで見てきたように語るのであった。

   「教育がない人が多いと思う。中国には1日2ドルで生活している人が20%いる。地方から出てきて浮浪者みたいに公園で寝てたりして、こういうのに立ち上がっているのです。領土問題とかナショナリズムとかよくわからないまま、日頃のストレス発散でやってる人が多いと思うんですよ」