2024年 4月 18日 (木)

電気コード発火!5127件発生118人焼死「束ねる」「踏む」「タコ足」危ない

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   塚原泰介アナが警告する。「今月2日(2012年10月)、東京青梅市で起きた火災で幼い命2人が奪われました。原因は電気コードからの出火と見られています。東京眺望超に調べでは、電気機器からの出火は平成17年~21年の間だけで5127件で、118人が死亡されています」

   なかでも多いのが電気コードからの出火だ。「束ねられたコード」「コードの踏みつけ」「たこ足配線」がとくに危ない。

束ねたコード3分で150度

   国士舘大学・乾昭文教授は「束ねられたコードの出火は案外見逃されがちです。コードを束ねたまま通電すると3分でコードが150度になり、煙が出ます」という。束ねるときもまっすぐなままで、折り目が付かないように余裕を持たせる注意が必要だ。

   有働由美子キャスター「私、買った時のまま巻いて短くして使っています。それって凄く危ないっていうことですよね」

   塚原アナ「コードの踏みつけも危険です。タンスやコタツの脚で踏みつけられたコードは中で断線する可能性が多いからです。それが出火原因になります」

   タコ足配線の危険は昔から言われていた。乾教授は「いまの配線器には最大容量が書かれた物が増えています。たとえば三つ股で1500ワットと明示してあれば全体の容量ですし、容量の高い器具なら一つだけでの使用と考えて下さい」と話す。アイロン(1000ワット)、電子レンジ(1200ワット)、ドライヤー(1200ワット)、炊飯器(800ワット)など、使用電力が大きいものは「専用のコンセントを使用した方が安全です。コードの耐用年数は10年ほどで、それ以上になったら代えるべきです」(乾教授)

(2012年10月5日放送)

(磯G)

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