2024年 3月 29日 (金)

地震予知はずれた学者・政府関係者「禁固6年」住民を安心させた罪

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録
「天変地異といえども予知責任は免れない」

   こんな驚きの判決がイタリアで出された。司会のみのもんたが「エ~と思ったのはこれなんですよ」と朝日新聞(2012年10月23日付)1面に掲載された記事を取り上げた。

「大地震の予兆の根拠ない。安心して家にいて」で死者309人

   2009年4月にイタリア中部のラクイラで起きた地震では309人が死亡した。ラクイラ地裁は22日、当時、安全宣言を出し、過失致死罪に問われていた地震学者や政府関係者7人に禁固6年の実刑判決を言い渡した。

   記事によると、被告たちはマグネチュード6・3の地震が発生する直前の「高リスク検討会」に出席した7人で、「大地震がないとは断定できない」としつつも、弱いながらも頻発していた群発地震について「大地震を予兆とする根拠はない」とし、政府防災局のデベルナルディニス副長官は「安心して家にいていい」と発言していた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中