2024年 4月 16日 (火)

安倍首相「竹島の日」政府主催踏み切るか?3日後に韓国朴大統領就任式

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   きのう19日(2012年12月)行なわれた韓国の大統領選挙で、保守系与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)氏(60)が当選、初の女性大統領が誕生した。午後9時すぎ、朴は「国民の皆様の勝利です。危機を克服し経済を生かそうとする熱意がもたらした国民の心の勝利。国民幸福時代の扉を開きます」と勝利宣言した。

「品位あるお母さんのイメージだが融通が利かない」

   今回選挙は野党民主統一党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)との一騎打ちだったが、75.8%という高い投票率は20~30代の伸びのほか、朴の支持率が高い50代の90%が投票した。

   朴はいわずと知れた故朴正煕大統領の長女で、朴大統領は漢江の奇跡と呼ばれる経済成長を達成したが、独裁でも知られ、1974年に父を襲った凶弾で母が死亡。その父も79年に暗殺された。槿恵は98年に国政に打って出て当選。「品位あるお母さんのイメージの一方で、融通が利かない」(記者評)といわれ、ハンナラ党のジャンヌ・ダルクなどいわれた。06年には暴漢に襲われ、右耳からアゴにかけ60針も縫う大けがを負った。今回の選挙戦ではあえてその傷に触れて、「あの日の傷は私を変えた。みなさんが私を生かしました。残りの人生を国民のために」とCMで訴えていた。

   財界出身の李明博大統領は経済政策への期待を受けて登場したが、大企業への配慮の一方で、一般国民の生活が向上せず、格差を生んだことで批判を浴びた。これに対し、朴は国民目線の経済改革を訴えて成功したといえそうだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中