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厳寒の富士山登山にこのバカ者!「チノパン、革靴、革ジャン」で遭難

   近年、登山ブームらしいが、どうもワイドショーではこのブームはあまり称揚されないようだ。この頃「とくダネ!」も安倍政権がもたらすらしい「好景気」(それはマグロの初競り価格高騰で約束された!?)である。とにかく、株価は上がってるんだし、庶民も寿司屋に負けずにケチケチしないでカネを使えばいいじゃないか!とでも言っているかのようだ。

ベテランでも加齢で危険予測の能力低下

   一方、登山は相変わらず暗い。ネタになるのは「遭難」だ。この年末年始も各地の山で遭難が相次いだ。富士山には「チノパン、革靴、革ジャン」姿で登ろうとして遭難した少年2人がいたそうで、これがいったんスタジオの槍玉に挙がったが、例外的な「論外」のケースとしてすぐに下げられた。

   冬山に登ろうというのは、それなりの経験と装備を持った人たちが多いが、「高齢の方が結構いらっしゃる」(司会の小倉智昭)からして、「体力が落ちていたり、危険予測も加齢で機能が衰える。危険を予測しにくくなってるということを考えてほしい」(コメンテイターの中野信子・脳科学者)といった警鐘が鳴らされていた。