2024年 4月 18日 (木)

どこかから圧力?原子力規制委・島崎代理、理敦賀原発「廃炉判断」先送り

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   日本原子力発電・敦賀原発2号機の原子炉建屋の真下を通る断層が活断層かどうか。原子力規制委員会の専門家による2回目の評価会合がきのう28日(2013年1月)開かれた。活断層の可能性が高いなら廃炉を迫られるはずだったが、結論先延ばしのおかしな幕切れとなった。

2号機原子炉建屋の真下に新たな活断層

   問題の断層は1回目の評価会合で「活断層の可能性も捨てきれない」とされた「D-1断層」だ。専門家による調査の結果、D-1断層に繋がる「K断層」が新たに見つかり、活断層の可能性が高く、K断層とよく似たD-1断層も活断層の可能性が高くなったと判断した。

   これに対し日本原発は、「科学的なデータに基づく判断になっていない」と反論。28日の会合では、島崎邦彦規制委委員長代理が「他の有識者の意見も聞いて」正式な報告書をまとめたいとしたため、結論は先送りとなってしまった。本来なら28日の評価がそのまま最終報告となり、2号機原子炉は廃炉を迫られる公算が大きかった。ところが、規制委にはどういう手続きで廃炉にするのかのきちんとしたルールはなく、島崎委員長代理に一任されているという。

文   モンブラン
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