2024年 3月 28日 (木)

<信長のシェフ>
玉森裕太シェフいいゾ!暴君の無理難題「代替食材と工夫」で乗り切るスリル

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   フレンチシェフのケン(玉森裕太)が戦国時代にタイムスリップし、織田信長(及川光博)のお抱え料理番になるという奇想天外なストーリーだが、これがなかなか面白い。原作コミックもよくできているが、その良さ、世界観をちゃんと移植した脚本もいい。あまり期待せずに見たが、これは当たり。今季ドラマの拾いモノの1作だ。

稲垣吾郎の光秀、及川ミッチーの信長…歴女も納得

   ケンを演じるKis-My-Ft2の玉森も、TBS系「美男ですね」の主役(チャン・グンソクと同じ役)を演じた時は「どこがイケメン!?」と怒りすら覚えたが、このイケメンシェフ設定は許せる。一応の主役ではあるが、変に悪目立ちせず、控えめな演技で好感がもてる。

   ゴリの秀吉にカンニング竹山の家康はオヤジギャグのようなキャスティングで、真面目なのか不真面目なのか。でも、お笑い路線で固めるわけではなく、光秀は稲垣吾郎、ケンの相棒でもある夏の志田未来はさすがに見せる。信長の及川ミッチーも色気があっていい。歴女も納得のキャスティングといったところだろう。

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