2024年 4月 25日 (木)

テレ東・大橋未歩アナも襲われた「若年性脳梗塞」こんなシグナルがあった!

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   テレビ東京の大橋未歩アナ(34)が襲われて話題となった若年性脳梗塞だが、実はそれほど珍しい病気ではない。45歳以下で発症する脳梗塞を若年性と呼ぶのだが、平成23年で患者数は8000人と推定されている。脳の血管が詰まって突然発症するように思われているが、前触れがありセルフチェックもできるという。

「片目が見えない」「二重に見える」「転倒しやすい」「手足が痺れる」「ろれつ回らない」

   テレビ・ラジオのパーソナリティー沼尾ひろ子さんは6年前、42歳で脳梗塞になった。「お酒は飲めない。タバコは吸わない。血圧は正常。まさかと思ったんです。でも、考えてみると前兆があったんです」

   ラジオの仕事を終えて実家の栃木県に帰る途中、クルマを運転中に異常なほどの睡魔に襲われた。翌日からは経験したことのない頭痛と吐き気がして入院、その5日後に発症した。左脳の動脈が詰まった脳梗塞だった。

   中谷文彦アナ「沼尾さんのような症状はTIA、『一過性脳虚血発作』といわれています。前兆症状は片目が見えなくなる、物が二重に見える、転倒しやすくなる、手足が痺れる、マヒするなどが体の片側に現れます。ろれつが回らない、言葉が出なくなるなども起こります」

   聖マリアンナ大学の長谷川泰弘教授が怖ろしいデータを示した。「TIAが出た人は48時間以内に5%が脳梗塞に移行していきます。ここで罹らなくても、3か月以内に3割の人が発症しています。これらの予兆は体の最後のシグナルだと思ってください。ここで自覚できれば予防が可能ですから」

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