2024年 4月 17日 (水)

直径3センチのハンバーガー?一品しかない定食屋?舞の海「東京・山手線1周旅」

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   <ぶらり途中下車の旅(日本テレビ系2013年4月27日)>遠出するばかりが旅じゃありませんよね。毎日、通勤・通学で通っている街にも普段は気づかない意外なスポットやお店があったりします。スポーツキャスターの舞の海さんが出かけたのは東京は山手線1周のぶらり旅です。

   ぐるり1周ですから、どこからスタートしてもいいのですが、舞の海さんがまず下りたのは「田町」でした。ここに絶景があるというのです。たしかに! 駅を出て三田ツインビル西館の前に芝桜が一面に咲いています。濃い赤紫色の花々が気持ちよさそうに風に揺れています。なんでも、ご近所の人が植えたのだそうです。高層ビルの谷間に、そこだけ鮮やかに彩られています。ただ、収録されたのは4月の半ばころのようで、4月下旬になると見ごろは過ぎてしまっているかもしれません。

   「大崎」では珍しい工場見学に寄り道です。「扶桑電機工業」という会社で自動ドアの大手です。舞の海さんはさっそくショウルームにお邪魔しました。最初に展示されていたのは観音開きの自動ドアでした。ドアの前に立つと左右に向こう側に開いていきます。初期のころのものですが、向こう側に人がいると開いてくるドアにぶつかって危険なため、今は使われなくなっています。

   このほかにも、ドアが二つに折れるタイプ、上下に開くタイプ、足でセンサーを蹴飛ばすタイプなどさまざまな自動ドアが並んでいます。足で蹴るタイプは機密性、防音性が高く、消毒した手でセンサーを触れることができない病院の手術室、だれかが近づいただけで開いてしまうと困るスタジオなどに使われています。

   ところで、自動ドアの電気代っていくらぐらいだと思いますか。1か月2000回開け閉めがあるとすると、1か月85~100円だって…。会社の人から「安いでしょ、お付けになりませんか」とすすめられた舞の海さん、「ええ、まあ…」。でも、このショールームは一般の人でも見られるのかしら。やっぱり、業者の人だけなんだろか。

デミグラス、トマト、アボガドなどのソースを付けて、その名も「マカロンバーガー」

   ハンバーガーというと、普通は直径10センチ以上ありますよね。「原宿」には3センチのちっちゃなのがありました。「Doggy's Ding」のマカロンバーガー。お菓子のマカロンのようなかわいいハンバーガーで、ひと口サイズというより半口サイズ。元力士の舞いえの海さんがつまむと指の中に隠れてしまいそうな大きさです。中身は普通のハンバーガーと同じですが、ひき肉ではなく刻んだ牛肉になっています。これが4つ並んでいて、デミグラス、トマト、アボガド、チュダーチーズのソースをお好みでつけて召し上がってください。500円は安いです。

   でも、こんなもので舞の海さんのおなかがいっぱいになるはずがありません。「池袋」で見つけたのは「おばあちゃんの定食屋」です。看板どおり、数人のおばあちゃんたちが切り盛りしています。引き戸を開けると「お帰りなさい」と迎えてくれます。そう、味も家庭の味なら、お店も家庭の雰囲気なのです。

「さて、何にしようかな。あれ、品書きがどこにもないじゃない」

   舞の海さんが戸惑っていると、「お待ちどうさま」と勝手に定食が出てきました。メニューは毎日この「日替わり定食」だけなのです。この日はひき肉たっぷりのロールキャベツ、なすとピーマンの油味噌、きんぴらごぼう、漬物、ご飯、味噌汁でした。これで780円。でも、メニューを選べないのはどうなのかな?

   舞の海「逆に、きょうは何を食べさせてもらえるのかなっていう楽しみになりますよね。だから、毎日でも飽きない」

   なるほど。舞の海さんはこの後、「田端」に寄ったり、「上野」で焼きめんという熱々のジンギスカン鍋にドーンとうどんを盛り、肉、のり、錦糸卵などをトッピングしたちょっと変わった麺もしっかり食べて、山手線1周の旅は終わりました。薫風香るこの季節、あっちに寄ったり、こっちに引っかかったりしながら、見慣れている街のもうひとつの表情を探すのもいいかもしれません。

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