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猪瀬都知事ピンチ!不倫・中平まみに暴露された性癖と「飲酒運転当て逃げ」

<「何であんな男が東京都知事になるの!」
   昨年十二月、猪瀬直樹氏が史上最多の約四百三十四万票の得票で東京都知事に就任したとき、私は思わずこう声をあげてしまいました。猪瀬氏の名前を聞くと、あの忌まわしい過去の記憶が蘇ってきてしまう。猪瀬氏は私と出会った後、政治と関わり合うようになり、作家から政治家へ転身を遂げていきました。その処世術は見事の一言です。でも、本当にこれでいいのか。私は猪瀬氏が政治家として出世していく姿を見る度に、危機感を覚えずにはいられませんでした>

   こう『週刊文春』で語っているのは、作家の中平まみ氏である。中平氏は「ニュースセブン」(NET・現テレビ朝日)のアシスタントを経て作家デビューし、1980年に『ストレイ・シープ』で文藝賞を受賞した。父親は「狂った果実」で知られる映画監督・中平康氏だ。

   二人が付き合っていたのは1991年当時だから、相当古い話である。それをいまになって暴露され、批判されるのは、猪瀬という人、よほど人徳というものがないのであろう。テレフォンセックスまがいのやりとりもあるが、彼女の話の中で聞き捨てならないのは、酒を飲んで車を運転して事故を起こしたのに、そのままその場を逃げて知らんふりをしたという下りであろう。猪瀬氏は中平氏の車を借りて横浜中華街に出かけ、彼女と一緒に酒を飲んでの帰りだという。

<帰り道、猪瀬氏がハンドルを握り高速道路走っていました。今思えばアルコールを飲み、あたりは暗く、路面は雨で濡れてと悪条件が揃っていた。私は猪瀬氏がスピードを出しすぎていたように感じていました。
   そのとき、車列の前のほうで追突事故が起こり、私たちの前の車が急ブレーキをかけたのです。猪瀬氏は『あー!』と叫び、ハンドルを大きく切った。車は中央分離帯に激突、三百六十度回転した。凄い音と衝撃でした。全身を打ちつけられる。衝撃で『死んだかも』と思ったほどでした。
   私は当然、警察を待つのだと思っていました。ところがです。猪瀬氏は再びアクセルを踏み込んだ。フロントがグシャグシャの車で、ネズミ花火みたいな勢いで車を走らせ始めたのです。
   かなりの距離を走ったと思います。もう大丈夫と思ったのか猪瀬氏は車を路肩に止めハンドルに突っ伏してハァハァと喘いでいる。脂汗がダラダラ流れていた>

   猪瀬都知事は週刊文春の取材に対して、彼女との不倫関係は認め、指摘されたことを深く反省すると答えているが、飲酒運転の事故に関しては、飲酒の事実はないと否定し、事故も「軽微な自損事故」だったとしている。

   猪瀬氏は中平氏が離れていって3か月もしないうちに新しい女性にアプローチを始めたそうだが、その女性もこう語っている。<「彼は最初から私を女として口説きに来た。二月には彼に誘われて『オフィスイノセ』の契約社員にもなった。毎月四十万円という給料は、今思えばそういうもの(俺の女になれという意味)が含まれていたのかもしません。でも、男女関係とはちょっと違う。いい思い出なんてありません。猪瀬さんは事務所スタッフや業界人から凄く嫌われていましたし、鳩や猫をパチンコやエアガンで打つような人でしたから」>

   早く都知事を辞めないと、これからもスキャンダルが次々噴出するかもしれない。辞める時期は東京五輪招致がダメだとわかる9月がいいのではないだろうか。

「アベノミス」「アホノミクス」週刊現代言える立場か!株価4万円説の反省なし

   『週刊ポスト』の『週刊現代』批判が苛烈さを増してきている。今週も週刊ポストは<「株価4万円」から一転して「米国発 すごい大暴落やってくる」と掌を返した週刊現代に至っては、もはや論評に値しないが、一応、同誌で「 4万円説」を唱えたエコノミストの武者陵司氏にコメントを求めたところ、「海外出張のため答えられない」とのこと。残念>と書いている。

   だが、続けて<とはいえ、『数字や恐怖は大きく書いた方が反応は大きく売れる』という発想の報道が、2年前の原発事故で国民に多大な『二次被害』を与えたことだけは忘れてはなるまい>と書いているのには、首を傾げざるを得ない。週刊現代が放射能の恐怖を煽ったことを指しているのだろうが、アベノミクス礼賛と一緒にしてはいけない。福島の子どもたちへの放射能の影響はまだフォローが始まったばかりだし、早くもチェルノブイリ以上の甲状腺異常が出ているという報告もある。軽々に、心配するほどの影響はないといってはいけないこと、いうまでもない。

   一方の週刊現代は<アベノミクスの信認は大きく傷ついた。損を強いられた個人投資家からは、すでに「アベノミス」「アホノミクス」などと非難の声が上がり始め、「結局、失敗だったんだ」と、悲観論も広がり始めている>と書き、さらにこう結んでいる。<誰もが何も考えず熱狂できる『宴』は終わった。これからは、アベノミクスの真価を注意深く見つめていかなければならない>

   きょう13日(2013年6月)の株価も大きく下げている。先日会った講談社OBたちからも、週刊現代のアベノミクス報道に批判が多く出た。株を煽り、いまが買い時、4万円もあると書いたことへの反省はどうしたのだろう。この先、株価が再び上昇を始めたら、週刊現代は同じ筆で何と書くのだろうか。株価のように視点が乱高下していては、読者が離れてしまうこと間違いない。部数にばかり気をとられ、自分たちが何をやっているのかを見失っては、週刊誌の存在意義まで問われかねない。心配である。

「あまちゃん」絶好調の能年玲奈…母親が語った「貧乏だけどのびのび育てた」

   NHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」が好調だそうである。『週刊新潮』がこう書いている。<今から20年ほど前までは、30%、40%を叩き出すのも珍しくなかったNHK朝の連続テレビ小説、通称『朝ドラ』の視聴率も、近年は20%の大台が遠くなり、2004年以降で初回視聴率が20%を超えたのは、06年の「芋たこなんきん」が最後だった。だから『あまちゃん』の20.1%という初回視聴率は、快挙だったのだが、むろん、すぐに失速するドラマもあるから、ぬか喜びは禁物である。ところが、『あまちゃん』はこれまでのところ、視聴率20%を連発>

   これは宮藤官九郎の脚本がいいのはもちろんだが、主役の能年玲奈(19)の人柄が役柄とマッチしていてすばらしいという人が多いようだ。辛口のドラマ評で知られる作家の麻生千晶さんもべた褒め。<「ボーッとしてるところがいいんですよ。彼女が演じる天野アキには飢餓感がない。ガツガツしていないんです。現代の孫世代の実態に則して脚本が作られてるんですね。そこに玲奈ちゃんがいかにもはまっています。顔立ちは整っていますが、普通の女の子に見える。そういったタイプは万人に好かれます。最大公約数的な魅力を持っているんじゃないかしら。彼女を悪く言う声を聞いたことは、一度もありません」>

   彼女が生まれたのは兵庫県の中ほど、城で名高い姫路から電車で1時間弱の神崎郡神河町。美しい川と清涼な水田が印象的な、民家もまばらな山間の地であるという。

   彼女は「あまちゃん」のオーディションで1953人の応募者からヒロインに選ばれ、カルピスのCMでも注目を集めた。母親の真理子さんがこう語る。<「自分の好きなことをやってくれたらええと思ってきました。悪いことはしないとか、朝出かける時はみんなに挨拶するとか、基本的なことは教えてきましたけど、全然厳しくなかったと思います。ただ貧しいから、欲しいからって与えられへん。『ピアノを習いたい』とか言ってたけど、それは『ごめんなさい』って。

   勉強はノータッチでしたけど、6年生のとき義務教育のシステムわかってなくて、『中学校に上がられへん』といって猛勉強したときもありました。服は好きで、2、3歳ごろから試着するのも嫌がらなくて、ファッションとか華やかなことには、元々興味があったんやろうなと思います」>

   温かな家庭でのびのび育ってきたことが窺える。スターの階段を上り始めた彼女に、週刊新潮がきつい一発を見舞っている。今年2月に父親が自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕されていたというのである。だが、父親は取材に対して真摯に答え、心境を吐露し最後にこう話している。<「妻からは玲奈が『お父さんを助けてあげて』と言っていたと、後から聞きました。その言葉はうれしかった」>

   不幸にめげず、能年にはがんばってほしいとエールを送りたい。

「チャーリーズ・エンジェル」ファラ・フォーセット「DV」「麻薬」「肛門がん」の実生活

   同じ週刊新潮に4年前に62歳で亡くなった女優ファラ・フォーセットの人生についての記事とグラビアが載っている。テレビドラマ「チャーリーズ・エンジェル」で人気を博し、番組のイメージポスターとして作られた彼女単独のポスターは全世界で1200万枚も売れたという。私も強い印象があるが、グラビアに載っている1995年米国版『プレイボーイ』に掲載された彼女のオールヌードは、48歳とは思えない見事な肢体である。

   だが、彼女の実人生は苦難の連続だった。貧しい家に生まれ、生後すぐに胃に腫瘍が見つかり手術。ハリウッドに出てくるも、ひどいテキサス訛りのため直すのに苦労し、スターになったときは30を過ぎていた。その後、「ある愛の詩」でスターになったライアン・オニールと同棲を始めるが、彼の女癖や酒、薬物、DVに悩まされ、子供までが精神をおかしくして麻薬に手を出してしまうのである。

   晩年は肛門がんに罹り、苦しい闘病の末に亡くなる。ハリウッドのスターたちの自伝を読むと、銀幕の大スターが実生活では苦労を重ねていることが多い。能年玲奈には芸能生活も実生活でも幸せになってほしいものである。

AKB48高橋みなみ 、篠田麻里子、板野友美、小嶋陽菜…「男性全裸ショー」の総選挙前夜

   AKB48の総選挙なるバカ騒ぎが終わったが、AKB48の『天敵』週刊文春が前夜の彼女たちのバカ騒ぎを報じている。総選挙2日前の夜遅く、会場となった恵比寿の高級和食レストランに、板野友美、小嶋陽菜やAKBの運営会社社長の窪田康志氏などが集結した。終わったのは午前0時を過ぎていたが、御一行たちは六本木へ移動する。

   週刊文春によれば、その世界では有名なメンズサパークラブ「R」という店へ次々に突入していったという。六本木の飲食店に勤める黒服がこう話す。<「お下品な店ですよ、Rは(笑)。ショータイムには全裸の男たちが出てきて、アソコを団扇とかおしぼり、ペットボトルなんかで隠しながら曲に合わせて踊る。ポロリは当たり前、つか常にポロリなんです。それを見ながら、客はガンガンシャンパンを注文する。それをピッチャーに流し込んでイッキする。

   六本木でいま最も勢いのある店ですね。会員制で、芸能人とかスポーツ選手もしょっちゅう来る。もともと新宿でホストクラブを何店舗も経営していたやり手オーナーが出店したんです」>

   このいかがわしすぎる店での前夜祭二次会には、窪田氏を始め、総監督の高橋みなみ 、篠田麻里子、小嶋、板野、元SDNの佐藤由加理らが勢揃いし、反省中の峯岸みなみもいたそうである。テーブルにはウオッカの空き瓶が何本も並べられていたそうだ。強いね~彼女たち。出てきた彼女たちの中にはひとりでは歩けない者もいたと、週刊文春が書いている。

   そして第5回になるAKB48総選挙では、週刊文春でスキャンダルを書かれ、博多のHKT48に左遷されていた指原莉乃がまさかの1位になった。私もテレビでこの中継をビールを飲みながら見ていたが、一人ひとりの女の子の容姿はどうということはないが、どの子も話だけはうまいのに感心した。劇場や握手会などで話す機会が多いからだろうか。

   指原のセンターには批判も多いようだ。AKB関係者が証言している。<「指原は秋元さんと直でメールや電話をする仲です。告げ口もする。影響力があるから誰も文句も言えず、その存在感、影響力はますます肥大化しています。二年ほど前は、前田敦子をはじめとする先発メンバーの腰ぎんちゃく的存在で、合コンなどにも呼ばれていましたが、文春スキャンダルで知名度は全国区に。態度は日に日に尊大になり、左遷先の博多では『天皇』と陰口を囁かれるほどです。今ではメンバー内に自分の派閥を作り、選抜メンバーからはただ煙たがられている。たとえ指原の自宅の近所で食事をしていても、彼女を誘う者はいません」>

   指原センターでAKB48の崩壊が早まるかもしれない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか