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自民党・参院選トンデモ公認候補「「犬の躾と女の教育は同じだ」安倍夫人のお気に入り
「犬の躾と女の教育は同じだ」。こう豪語した男がいると、『週刊新潮』が報じている。発言の主は、福岡県朝倉市にある「青雲ドッグスクール」所長でドッグトレーナーの田辺久人氏(53)だ。青雲ドッグスクールは敷地面積1000坪以上。技能訓練するためのフィールドや犬用のプール、犬舎や宿舎を備えた大規模な施設である。所長の田辺氏は福岡県出身。地元の高校卒業、京都の警察犬訓練所を経た後、「青雲ドッグスクール」を開所したのは1986年、20代半ばの時だったという。
しかし、この施設では、女性訓練士が田辺氏の暴行に耐えかねて逃げ出したり、別の女性訓練士が「性行為の強要」をされていたと、田辺氏をよく知るドッグトレーナーが話している。こうした話に対して田辺氏は、週刊新潮のインタビューに答えて、そのほとんどを否定している。だが、この人物、参議院選挙比例代表の自民党公認候補なのである。強く推したのは安倍首相の夫人・昭恵さんだ。
このような「噂」が出ていること自体、この人間が自民党公認候補に適した人間かどうか大きな疑いが持たれるはずだ。政治アナリストの伊藤惇夫氏はこう批判する。<「昭恵さんは政治家ではないので、責任は取れない。そうなれば当然、これは安倍総理の責任問題になってきます」>
週刊新潮は安倍総理がすべきはただ一つ。今すぐ田辺氏の公認を取り消すことだと結んでいるが、報じていることが事実ならば由々しき問題である。