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石原良純お坊ちゃま「灯油とガソリン違うの?」福知山・花火大会事故で小5死亡

   京都府福知山市の花火大会で起きた爆発事故で、全身90%以上のヤケドを負った44歳の女性が17日(2013年8月)死亡、60%の皮膚が焼けた10歳の少年もけさ19日に亡くなった。血管の中の血液が足りなくなってショックに陥る循環血液量減少性ショック死だった。

携行缶の減圧操作やらず給油

   爆発の原因について、これまで分かったのはベビーカステラの販売していた屋台の店主(38)=大阪市生野区=が照明用の発電機に携行缶のガソリンを注ぎ足そうとした際、減圧操作をやらずに缶の蓋を開けたため気化したガソリンが噴出し、鉄板の火が引火したと見られている。

   屋台の真後ろにいてその一部始終を目撃していた女性によると、「発電機の横に携行缶がありました。男の人が携行缶のふたを空けた瞬間に液体が飛び散り、ボンという爆発音がして火柱が上がりました」という。

「ガソリンがこれほど危険とは初めて知った」

   携行缶の扱いについて日本科学鑑定会社の中山徳政氏は、「ガソリンは密閉した容器内では常に一部が気体になった状態で、圧力は外側より高くなっています。とくに夏の暑い中では、ガソリンはどんどん気化が進んだ状態になっており、ふたをあければ噴き出します」という。携行缶と発電機と間はわずか数10センチしか離れていなかったため、発電の熱であたためられたうえ、暑くなったコンクリートの上に直に置かれていたという。

   気象予報士の石原良純「灯油(気化しにくい)とガソリンが違うことをボクら認識していない。ガソリンがこれほど危険とは始めて知った」

   ボクらが知らなかったのではなく、僕が知らなかっただけ。灯油とガソリンが違うことなど常識中の常識だ。いや、石原家のお坊ちゃまは灯油のストーブを使うようなことはなかったのかもしれないな。