2024年 4月 25日 (木)

やめたらどうか?わざとらしい台風中継…風速15メートルで「立ってられません」

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   けさ2日(2013年10月)の「スッキリ!!」のトップニュースは、接近する台風22号だ。阿部祐二レポーターが千葉・犬吠埼で、ヘルメットにヤッケ姿で「まもなく台風が接近します」と叫んでいる。雨と風は台風だから当然だが、「最大風速は15メートル超」と聞いて、ずっこけた。驚くほどの強風じゃない。

阿部祐二レポーター「波が白く砕け散っています」映像見てればわかるよ

   「波が岩に当たって白く砕け散っています」と伝えるが、そんなことは映像で見えている。「雨の粒が大きい」「次々と大きなうねりが…」と、手あかのついた表現の繰り返しだ。これではとてもレポートがもたないと思ったのか、「これまでをまとめました」とVTRをみせたのだが、これがまたずっこけだった。

   前夜、阿部がタクシーに乗って犬吠埼に向かい映像だった。降りてからは「黒い海に波が砕けています」「灯台が見えます」だけで、とにかく阿部の顔ばかり。そして、先月16日の台風18号の被害映像を延々と流し始めた。とにかく吹き降りの絵がほしいのに、今回は撮れないから…というのだろう。

   そして、ご丁寧にもう1度犬吠埼の中継だ。阿部は「先ほど15.1メートルを観測しました。踏ん張っていないと立っていられない」という。キャスターのテリー伊藤が「こういう中継をすると、行きたがる人もいるから、行かないほうがいい」という。

「暴風域なく心配なし」気象予報士の解説の向こうでヘルメット・ヤッケ姿の滑稽

   渋谷のお天気カメラに変わると、ただの雨降りだ。気象予報士の武田恭明は「暴風域はありません。むしろ注意が必要なのは23号の方です」と話がそれてしまった。22号は海水温の低いところを通ったが、23号はもっと東よりのコースで海水温が高い。ために発達する可能性が高く、かつゆっくり進む夏台風型なのだという。

   司会の加藤浩次「いつごろ接近するんですか」

   武田「週末には沖縄に接近して、九州上陸の可能性もあります」

   やれやれ。それにしても台風の現地中継は何とかならないものか。本当に危険なときは、リポーターだって危険だ。またヘルメットも「何とかの一つ覚え」だ。嵐山の水害でも竜巻の現場でも、とうに天候は回復したというのに阿部はいつもヘルメットだ。撮影しているカメラマンはかぶってはいまい。リポーターの顔や舌足らずのしゃべりよりナマの映像だ。映像を見れば、リポーターには見えないものまで見えることがある。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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