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大阪セクハラ校長「意味不明の顛末書」女スパイに情報入れるための愛情表現

「女スパイに対し情報が入るように、保護者に愛情表現で語りかけ気を引いた」

   セクハラ行為で更迭された大阪市立小の民間出身校長がおかしな顛末書を書いていた。この校長は介護関連会社役員から公募で採用され、今年4月(2013年)から市内の小学校に赴任していた吉田敬(59)で、笠井信輔アナが伝えた顛末書の中身はこうだ。

   「保護者から情報を得るために、007(英諜報部員によるスパイアクション小説・映画)のような行動をしてしまった」といい、保護者に不適切なメールを送ったことについても、「女性スパイに対して情報が入るように、愛情表現で語りかけて気を引き成果を上げる」目的だったという。

橋下市長肝いりの「民間登用校長」

   吉田元校長は児童の母親に「ボクと会えなかったら寂しい?」と不適切なメールを送ったり、親睦会ではお尻を触るなどのセクハラ行為を行なっていた。9月に減給10分の1の懲戒処分を受け校長を更迭され、復職を目指して保護者への接し方などの研修を受けていた。

   教師の常識にとらわれない幅広い知識を持った人材を民間から登用しょうと、橋下徹市長の肝いりで始まったこの制度だが、常識以前のとんでもない校長を登用してしまった。

   サブキャスターの菊川怜(女優)「復職はありますか?」

   キャスターの小倉智昭「ないほうがいいと思いますがね」

   市教育委員会は今月中(2013年10月)にも復職の是非について結論を出す予定だが、現場復帰は困難との見方が強まっているという。