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マー君大リーグ行き賛成6割!東北・被災地のファン「あっちへ行っても応援するよ」

   マー君の大リーグ行きが大きく前進した。日本選手が大リーグに移籍するためのポスティグシティングシステム(入札制度)の見直しについて、きのう11日(2013年11月)、日本野球機構(NPB)と労組の日本プロ野球選手会との話し合いが行われ、選手会側は新制度を受け入れる方向となった。

選手会の新ポスティングシステム受け入れで移籍に現実味

   今シーズン24勝0敗という大記録を打ち立て、楽天を日本一に導いた田中将大投手は昨年から大リーグ行きを口にしており、来シーズンの移籍が取り沙汰されていた。だが、新しいポスティングシステムの締結に選手会が反対していて、このままでは移籍できなくなる恐れがあった。

   日本選手が大リーグ入りを希望した場合、フリーエージェントとポスティングシステムがあるが、フリーエージェントの権利を取得するには最低9年のキャリアが必要だ。田中は7年目なのでポスティングシステムを使うことになる。現状では最高額を提示した球団が独占交渉権を持ち、交渉が成立すればその額を球団に支払うことになるが、年々高騰する入札額を抑えるため、球団が支払う額は上位2球団の中間の額に改めようというのが新制度だ。選手会は複数の球団と交渉できるよう見直しを要求していたが、大リーグが受け入れる可能性は少ないとみて新制度締結に方針転換した。近日中に正式に回答する見込みだ。

問題は「里田まい夫人」アメリカ生活なじめるか

   田中の大リーグ行きについては、楽天に残ってほしいという声もあるが、「モーニングバード!」が東日本大震災の被災地でアンケートしたところ、大リーグ行きを応援するという声が6割以上だった。ゲスト・コメンテーターの野球解説者の角盈男氏も「マー君行かないでという声が多いかと思ったら、応援するという声がこんなにあるとは思わなかった」といっている。アメリカのメディアでも田中の移籍が話題になり、資金力の豊富なヤンキース、レンジャーズ、レッドソックスなどが声を上げるのではないかと報じている。

   コメンテーターの舘野晴彦(『月刊ゲーテ』編集長)「マー君は相当活躍できますか」

   角「最初は戸惑うと思います。力で勝負すると、向こうはヒットがホームランですから。ただ、ものすごく頭がいい人なので、終わってみたらちゃんとした成績を残すと思います。ただ、そこで問題なのは里田まい夫人です」

   司会の羽鳥慎一「えっ、なぜですか」

   角「まい夫人がアメリカでちゃんと生活できるかどうか、アメリカ生活をエンジョイできるかどうかですよ」

   コメンテーターの宮田佳代子(城西国際大学非常勤講師)「でも、料理をしたり、すごい内助の功じゃないですか。やりますよ、彼女は」

   まあ、今夜も飲み屋では田中の話題で盛り上がることだろう。