まだまだ「あまちゃん」ブーム!三陸鉄道の人気「イベント列車」…駅弁食べたりカラオケ三昧
2013.12.05 15:52
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NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の放送は終わったけれど、あまちゃんブームは続いている。モデルとなった三陸鉄道も元気だ。東日本大震災で壊滅的被害を受け全線運休となっていたが、去年4月(20132年)に岩手県大船渡市の盛駅~吉浜駅が開通、地元は大喜びしたが、土地を離れた人も多く乗客は激減した。「そこで立ち上がったのが地元のお母さんたちです。駅の窓口業務を手伝うだけでなく、列車のイベント企画まで発案して、三陸鉄道の乗客を満員状態にしているんです」と添原輝アナ(盛岡放送局)が伝えた。
停車駅ごとに下車して周辺お散歩
市民が提案したイベント列車の企画が面白い。
『歌声列車』カラオケ歌いまくりの貸し切り列車だ。始発駅から往復2時間、マイクの奪い合い状態が続く。添原が乗客に「何回目の乗車ですか」と聞くと、オバチャンは3本指を出す。
漆原「3回目?」
オバチャン「いいや、30回」
料金は乗車券と食事代で1500円だ。
『駅弁列車』特製の駅弁はあわび、ほたて、いくらなど東北の味覚がぎっしり詰まっている。乗車券と弁当代合わせて2000円は安いと大好評だ。
『お楽しみ列車』家族連れで楽しむ企画で、ビンゴゲームやじゃんけん大会で盛り上がる。車内で三陸鉄道のグッズのプレゼントもある。
『お散歩列車』停車駅ごとに下車して、近くの景色を眺めたりしながら散歩を楽しみ、電車に戻って次の駅でまた散策を楽しむ。