2024年 4月 20日 (土)

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韓国メディアに送りつけられたキム・ヨナ拒食症「証拠写真」筋肉そぎ落ちる『るい痩』

   気になるのは『週刊アサヒ芸能』情報。キム・ヨナが「拒食症だ」と密告されたと報じているのだ。ソチ五輪を目前に控えた2月上旬、ある医療関係者から韓国メディアに送られてきたのは、キム・ヨナの画像が複数枚添付された英文メールだったという。翻訳するとその内容は、以下のようなものである。

<写真は14年の韓国選手権の時のキム・ヨナである。これを見ると、彼女の肩甲骨と肋骨が浮き出ていることがわかる。この体は、トレーニングで引き締まったものとは程遠く、筋肉と皮下脂肪が極端に少ない栄養状態でemaciation(るい痩)になった人間の背中と同じである>

   るい痩とは病的に痩せた状態のことで、単なる体重減少を超えて、脂肪組織ばかりか、筋肉までも削ぎ落ちていく状態をいうそうだ。これは拒食症の患者によく見られるという。この告発には疑問があるとアサ芸自ら書いているのだから、真偽の程は定かではないが、元五輪代表選手の渡部絵美氏もこう心配している。

<「現在の女子フィギアは3回転ジャンプが主流で、3回転を飛ばなければ点数が出ません。体重が軽ければ軽いほど、着氷の時に膝への負担が軽いので、ジャンプのために多くの女子選手が減量します。
   また、スピンも脂肪が邪魔すると絶対に足が上がりません。現在のフィギュア選手は、不健康に見える痩せ方をしている人が多いですね」>

   イマイチどちらが強いのか分からない書き方が多い中で、『週刊現代』はズバリ「浅田真央はキム・ヨナに勝てない」と書いている。スポーツライター野口美恵氏はヨナの凄さをこう語る。<「ヨナは音楽の曲想をとらえるのがうまい。単に音とタイミングが合うのではなく、メロディーだったり、ベース音だったり、楽曲全体が醸し出すニュアンスを演技に反映させることができる」>

   安藤美姫と高橋大輔をコーチしたニコライ・モロゾフ氏もやはり、そこがヨナのストロングポイントだという。<「フィギュアスケートは、他のスポーツと違って、観客を魅了しなければならない。そのためには女性としてのmaturity(成熟度)とか魅力が非常に重要になる。ヨナは女性としての魅力を最大限に出している。真央はどんなにきれいに滑っても、子供が滑っているように見えてしまう」>

   しかし、浅田も秘策を練っているようだ。トリプルアクセルを1回減らしたというのである。<「昨年末の全日本選手権後、浅田は一度も練習を公開しなかった。よほどトリプルアクセルの精度が悪いのか、と現場で噂になっていた矢先の発表でした。今季、ここまでトリプルアクセルは一度も成功していません。勝てるスケートに徹するのは嫌だが、このままではヨナに勝てないのも事実。おそらく佐藤信夫コーチとぎりぎりまで話し合いを重ねた上で、金メダルを獲るために、『究極の選択』をしたのでしょう」(スポーツライター藤本大和氏)>

   だが、連盟関係者は浅田の金はなかなか難しいと話す。<「トリプルアクセルを成功させ、かつフリーの後半に2つ入れた連続ジャンプをノーミスでクリアすることが絶対条件。その上でヨナがミスをすれば、初めて金メダルが見えてくる」>

   これまでの勝敗は真央の6勝9敗と分が悪い。だが、金絶対といわれていた高梨沙羅が4位に沈むこともあるのだ。五輪には魔物が住んでいるといわれる。私もキム・ヨナやや優勢と見るが、真央の逆転金にも期待したい。どちらにしてもこの五輪のハイライトに違いない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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