<富士山!絶景ツアー 浮世絵めぐり&極上美食(日本テレビ系4月26日ひる10時30分)>ゴールデンウィークが始まりましたねえ。今年は曜日の並びが悪いので、何の予定もなし、家でゴロゴロなんていう人も多いでしょう。でも、いまが桜満開の富士山絶景ツアーなんてどうでしょう。
中尾彬、勝俣州和、平山あやさんの3人が出かけました。江戸の浮世絵師・葛飾北斎が「冨嶽三十六景」を描いたポイントを探しながら、そこで極上美食も味わおうという贅沢な旅です。
「相州箱根湖水」が描かれたのはどこなのか。箱根・大涌谷からロープウエイを使って芦ノ湖の東側湖畔に渡ると、意外とすぐに見つかりました。
中尾さん「ここで間違いないな」
幸先の良さに気を良くした一行は、花より団子なのか、さっそく美食探しに出かけました。強羅「ITOH DINING by NOBU」です。三島野菜のサラダ、フォアグラのグリルのトリュフソース掛け、国産黒毛和牛のステーキ、〆はガーリックライス。これで3000円は安い。
小涌谷にオープンした巨大ミュージアム「岡田美術館」(入館料2800円)には、近世・近代の日本画から東アジアの陶磁器などが展示されていています。メインは幅9メートルの横山大観作「霊峰一文字」ですが、北斎の三十六景の一つ、置きな波が躍動感たっぷりに描かれた「神奈川沖浪裏」もここにありました。
三十六景をもっと探しましょう。「駿州江尻」描かれたのは静岡で、途中、元禄8年創業の「追分羊かん」に寄って、名物の羊かんたべながら聞いてみました。「北斎が描いた場所、ご存知ですか」
ご主人「よーく知ってます。ウチより500メートル西の方。『姥が池』って聞けばわかります」
なるほど、電柱が邪魔なのですが、確かに絵とそっくりの光景が目の前に広がっていました。最後に三十六景を凌ぐ「名画」がありました。名門「日本平ホテル」のロビーを入ると大パノラマが飛び込んできました。中尾さんも言葉を失っています。やっと、「この景色は北斎にも教えてあげたかったなぁ」
ゴールデンウィーク日帰り旅にはオススメのコースです。
涼