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女子高生人気だけじゃない!6秒動画「Vine」企業や学校も活用

   女子高生の間で6秒動画サービス「Vine」が人気だ。Vineはスマホのアプリで、カメラを被写体に向けて画面にタッチすれば6秒間の動画が撮影できる。司会の夏目三久によると、Vine界のスターとして女子高生・大関澪花さんの動画が話題となっているという。

「森永製菓」キャラメルやクッキーのプロモーション

   大関さんが制作したのは「彼氏と○○」「友達と○○」「年代別の○○」の3シリーズがある。たとえば、「小学生」「中学生」「高校生」のおねだりの仕方の違いを撮影したものなどがあり、これにはスタジオ中が爆笑となった。

   キャスターの齋藤孝「小学生のおねだりの仕方が秀逸。細かいところまで観察している」

   Vineを活用しようという企業の動きも始まっている。森永製菓のVine担当者の企画会議では斬新な映像をどう流すか。作られたのは、キャラメルやクッキーをばらして1コマ1コマ撮影し、それらをつなぎ合わせた6秒動画では、鳥や魚の形をしたクッキーが岩に見立てたキャラメルを避けながら空を飛んだり泳いだりしている。経営企画室・岩崎育夫さんは「6秒間のVineには企業プロモーションとしての魅力が隠れています」という。

Vine使った授業や人気生物動画募集の水族館

   千葉県の浦安中学校ではVineを使った授業がスタートし、神奈川県の新江ノ島水族館では人気生物の動画を募集し、集客を図っている。

   夏目「6秒間という時間は私たちの日常生活にとけ込んでいます。それが何か分かりますか」

   齋藤「溜息かな」

   人材開発やキャリア教育を手掛けている「シックスセカンズジャパン」の田辺康弘代表はこんな解説をする。「6秒間という時間は、1つの感情が生まれ、それが消えていくまでの時間です。いろいろな感情が湧き上がり、それが落ち着くまでの時間が6秒間です」

   1つのストーリーが始まり終るということか。