2024年 4月 24日 (水)

大麦で血糖値が下げる…「髭男爵」体験実験!麦入りごはんで10も下がった

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   健康志向を背景に大麦の売り上げが伸びている。都内のレストランでもメニューに加えたり、スパーにも押麦やもち麦が並んでいる。「福島刑務所では糖尿病の109人の約8割の人に症状の改善が見られたということです。それもそのはず、大麦には食物繊維が白米の20倍もあって、動脈硬化や糖尿病を抑えてくれるんです」(美輪秀香アナ)

水溶性食物繊維の働きで糖をゆっくり吸収

   麦入りご飯が血糖値低下にどれほど効果があるか。お笑いコンビ「髭男爵」が実験した。白米ごはんを食べた後、血糖値を7回に分けて測定したところ、ひぐち君は問題なしだったが、山田ルイ53世はピークが60分後と遅く、数値も140を超してやや糖尿病に近い。2日目は麦ごはんにしたら、ひぐち君が前日の137からさらに104まで低下し、53世は143の数値が132と10以上落ちた。

   徳島大学・糖尿病対策センターの船木真理センター長は「麦ごはんに多い食物繊維が血糖値の上昇を抑えているわけです」という。どういうメカニズムなのか。大妻女子大の青江誠一郎教授はこう解説する。「大麦には水溶性食物繊維のβグルカンがあって、小腸でネバネバ状態となり、ゆっくりと消化されます。インスリンの働きが弱い人でも糖の処理ができるので、血糖値を抑える効果があるようです」

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中