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W杯観戦の日本人観光客強盗被害!拳銃で脅され現金とクルマ奪われる

   サッカーのワールドカップ・ブラジル大会があす13日朝5時に開幕するというのに、現地の盛り上がりはいまひとつらしい。

   司会の加藤浩次「そちらの盛り上がりってのはどうですか」

   田中毅アナ「街中を歩いてもそこまでの熱気は感じないですね」

   これまでなら開幕の3週間前くらいからものすごいお祭り騒ぎになるのだが、今回は開催反対派を警戒していて、たとえば店でグッズなどを売ったりすると、嫌がらせされるといったリスクがあるのだという。

   きょうもこれからブラジル各地で反対デモの予定があるほか、ブラジルが開幕戦を戦うサンパウロでも、当日に地下鉄ストが起きる可能性があり、労使で交渉中だ。

リュックサックひったくり

   日本人観光客がひったくりなどの被害に遭う事件も起こっている。サンパウロでは日本人男性が「服の背中が汚れてますよ」と声をかけられ、リュックサックを脇に置いて服を脱いでいたら、リュックサックを持ち去られてしまった。中には現金や大会チケット、パスポートが入っていた。また、拳銃で脅され現金と乗っていたクルマを奪われたという報告も日本領事館に入っている。