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日本人姉妹サイパンで行方不明!海岸にレンタカー、沖合にゴムボート

   人気リゾートのサイパンで日本人姉妹が行方不明になっている。山田なつきさん(33)と山田ちなつさん(26)だ。先月28日(2014年6月)にサイパンに到着し、30日までサイパン島北部のリゾートホテルに宿泊し、30日の朝に帰国予定になっていた。

車内にパスポートなどの所持品

   現地で取材している醍醐穣記者は「2人は予約していた帰国便には搭乗しませんでした。地元の警察によりますと、出発予定前日の29日午後10時頃に、ホテルのスタッフが駐車場でレンタカーのそばにいる2人を目撃していましたが、その後に行方不明となっています」

   ホテルから約1キロ離れたウイングビーチと呼ばれる海岸で2人が乗ってきたと見られるレンタカーが発見された。鍵の掛けられた状態で、車内にはパスポートなどの所持品が残され、海岸にはタオルで包まれたレンタカーの鍵や衣服が置かれていれた。海岸でボートのオールや空気入れなどが見つかり、2日朝には沖合およそ40キロの海上で、姉妹のものとみられるゴムボートが空気の抜けた状態で発見された。

   2人が借りたレンタカーを海岸で目撃した日本人のダイビングインストラクターは、「この辺はダイビングやシュノーケリングなどが楽しめる場所です。でも、現地の人もなかなか入ってこない。その海岸に車が止まっていたので、珍しいと思いました」と話す。

夜は真っ暗なビーチ

   司会の羽鳥慎一「ホテル周辺の治安状況はどうですか」

   醍醐「置き引きやこそ泥事件が何件か起きていますが、大きな凶悪事件は起きていません。ただ、ウイングビーチは夜になると真っ暗になり、現地の人も近づかないようにしているようです」

   コメンテーターの宮田佳代子(テレビキャスター)は「サイパンは2泊3日で手軽に行けるリゾート地だけど、現地の人も避けるような場所にわざわざ入っていくでしょうかね」と話す。

   治安がいいといわれるところでも、日本国内と同じような感覚で夜で歩いたりは危険だ。