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「イスラム国人質」時間稼ぎでまだ交渉の可能性!他の人質カード切れ

   イスラム国は後藤健二さんの解放交渉のタイムリミットを24時間と切ってきたが、中東情勢に詳しい放送大学の高橋和夫教授は「最初の72時間が過ぎて、日本では『実は期限はないんだ』と受け取られたりしました。そこで24時間に区切って念を押してきたのだろう。厳しい状況です」という。

ヨルダン国内で影響力弱いアブドラ国王

   また、交渉が進展しない理由としてヨルダンの強硬姿勢を上げている。「イスラム国とヨルダン政府との間で水面下で交渉があったのではないか。それがうまくいかなかったのでしょう。交渉の正面は、日本にあるのではなくヨルダン政府という認識を持っているのだと思います。ただ、アブドラ国王はまだ若く、鶴の一声で治安当局を動かせるところまでまだ至っていない」(高橋教授)

   赤江珠緒キャスター「これからどうすべきなんでしょうか」

   高橋教授「他の人質も一緒にという憶測が流れていますが、そうなれば交渉が長引く。長引けばチャンスもでてくるので、時間を延ばしてじっくりやってもらいたいと思いますね」