2024年 3月 29日 (金)

戦艦「武蔵」発見!フィリピン沖1000メートル・・・引き揚げられるか?

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   太平洋戦争末期にレイテ沖海戦で撃沈された戦艦武蔵がみつかったと、米マイロソフトの共同創業者ポール・アレン氏がきのう3日(2015年3月)、ツイッターで明らかにした。場所はフィリピン中部のシブヤン海の海底1000メートルで、写真からも間違いないと見られる。

マイクロソフトのポール・アレン氏が写真公開

   公開した写真は2枚で、1枚は艦首の突端部分。サンゴや海藻、貝類などが付着しているが形は間違いない。ただ、本来あるはずの「菊の御紋」がなくなっているように見える。もう1枚は何かのバルブ類の円形ハンドルで、これも海藻類におおわれているが、中心部分に「主弁取手」「開」という漢字が刻印されている。艦首写真には「15:57:39」「03-02-2015」(3月2日)という撮影日時が入っている。

   戦艦武蔵は全長263メートル、排水量6万5000トンの大和型戦艦の2番艦として1942年8月に就役した。戦艦大和とならんで当時世界最大の戦艦だった。米軍の反攻を迎え撃つべくレイテ島へ向かった44年10月24日、シブヤン海で米軍機の猛攻を受け沈没した。70年以上前だ。

   この史実と発見場所が一致しており、武蔵に間違いなさそうだが、アレン氏は武蔵の他の部分の動画も間もなく入手するといっている。アレン氏は資産家で、海洋探査にも出資している。その潜水調査でみつかったのだという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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