小さなチップに血液を1滴垂らすだけで3分程度でがんの有無が診断できるという画期的な診断法を、神戸の医療機器会社「マイテック」が開発した。費用も従来の検査の10分の1ほどだという。
仕組みは、特殊な金属チップが血液中のがん関連物質だけを吸着し、そのチップに特殊な光をあてるとがん物質が光り判別できる。光ればがんを発症しており、光らなければ大丈夫というわけだ。現在、胃がん、すいぞうがん、大腸がん、食道がんの判別に成功している。
司会の羽鳥慎一「いやあ、画期的ですね」
マイテックは親子2人でやっている会社で、「親子2人でも、技術的には大きな企業に負けないものを作っていきたい。世界一小さなグローバル企業目指します」(マイテックの長谷川克之さん)
日本や中国で特許取得を取得し、1年後の実用化をめざしている。