J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

梅雨空に「白いスカート・ヒールサンダル」の女心・・・わたし夏を先取りしてます

   雨が続きますなあ。梅雨の時期に困るのが靴。街行く女性をウォッチングしていても、レインブーツやレインシューズにまぎれて、かなりの確率でサンダルのツワモノがいる。しかもスエード素材やソール部分が麻の紐が巻かれているデザインなんてのも。いっくら防水スプレーかけたって、その素材だったら一発でダメになるじゃないの。でも、ファストファッションの店で買ってるような靴だから、この夏で履きつぶすと考えているのかしら。

   でも、雨にぬれると乾かして2日後ぐらいにしか同じ靴は履けなくなるしなあ。それにあなたその靴いくら安いとはいえ、1万円近くはするんじゃないの? お財布大丈夫かしらと、オバハンは他人の懐事情まで心配してしまうのである。

一発でダメになってハネも上がるのに・・・

   こんな雨の日が続いてもヒールを履きたい女ごころはわかる。足の指や膝、腰にものすごく負担がかかり、世界でも日本人女性だけだとからかわれるような、膝を折って首まで前に出てくるオカシナぴょこぴょこ歩きになるけれど、それでも高いヒールを履きたいのだ。なぜか、足がキレイに見える、女っぽくなれるから。それだけだ。

   そして、この雨の中、汚れちゃうからよしなよおとオバハンが思ってしまうもう一つのファッションが白いスカートである。ヒールでへたくそな歩き方で余計に泥はねしてしまうのに、雨の日でも白スカート女子は多い。茶色い泥はねが水玉のようにスカートの裾についている女の子、結構います。

   そして、これは男性側から指摘されたこと。車のライトがあたると白スカートの中身が完全に透けて見えるそうだ。かなりの割合で柄物か黒や赤、青など一目で形もクッキリ、色もわかるような下着だという。女子ってさ、白スカートなのに下着の色とか考えないのと首をかしげていた。

   さすがに車のライトで下着が透けているなんて、思ってもいませんでした。でも、先日確かに確認した。タクシーのライトに照らされた白スカート女子が黒と白の水玉模様の下着を履いていたことを。

   雨の日サンダル女も白スカート女子もすべては「わたし、夏を先取りしてるいい女ですから」感を醸し出すことが狙いだ。雨だからっておしゃれは我慢しません。だって私はいつでもかわいくありたいんだもん!てな感じで。

   オバハンになるとこの意識が極端に減るのでイカンイカン。もちろん、見た目で判断される恐ろしさは知っているのにね。だってそれは人生を左右するような重要なことだから。

本当にある「肥ったらクビ」高級ブランド!見た目はやっぱり大事だよね

   時に外見によって職を失うことだってある。欲しくても買えないような高級ブランドに勤めていた女性たちによると、「太っているから」という理由で解雇されるケースは珍しくないという。体型がブランドイメージにはそぐわないかららしいということで、店頭に立つ人間だけでなく、内勤者にも当てはまるらしいから恐ろしい。自社ブランドの服が着られないような人は、どれだけ優秀でも他の会社へ行ってくださいませという通告なんだそうだ。そんな職場は本当に疲れそうだ。よかった、マスコミ現場がボロジーンズにヨレヨレTシャツ、ノーメイクでも許される環境で。

モジョっこ