2024年 4月 25日 (木)

世界が恐れるダブルショック「中国経済崩壊」「アメリカ金利引き上げ」今週末ヤマ場

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   中国発の世界同時株安で各国に経済不安が広がっている。一時値を戻したとはいえ、東京株式市場は不安定な動きで、中国株式市場の代表的指数「上海総合指数」も6月(2015年)の最高値から40%近く下落している。世界に不安が広がっている原因の一つが、「中国の実態経済が不透明なこと」(富士通総研・朸隆主席研究員)だ。

「中国実態経済の不透明」で不安拡大

   製造業が集積する東莞市(広東省)では、この1年だけで4000社以上が倒産したとも言われるが、詳しいことがわからない。オーストラリアは鉄鉱石輸出量世界一で、76%は中国向けだ。「リオ ティント」社はその最大手だが、今年上半期の利益が去年同期と比べ8割近く減っている。「資源価格の下落で資源会社の倒産が相次いでいます。われわれとしては極力コストを抑え、耐えるしかないのです」(リリーマン上級役員)

   「この10年間で中国への輸出量を2倍に伸ばしてきた」と言われるインドだが、綿糸会社はこの1か月で取引先中国企業10社のうち8社から「需要が減ったので商品を送らないで欲しい」と通告された。サラーフ会長は「とても混乱していて先行きは真っ暗です。このまま改善しないと工場を閉鎖しなければなりません」

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