「マイナンバー詐欺」引っかかるところだった!「あなたの番号で買い物。名義貸しで刑務所行き」

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   マイナンバーの通知が届いて、不審な電話や詐欺被害が増えている。「先月(2015年10月)から全国の消費生活センターへの相談件数が急増しているようです」と吉田真人アナが国民生活センターを訪ねた。相談情報部の担当者は「思いのほか増えているので驚いています。制度を熟知していないところに付け込む悪質集団のようです」と話す。

入れ替わり立ち代わり5時間で20件も電話

   ある地方都市に住むみよこさん(仮名・77歳)は会社員の息子と2人暮らしで、10月(2015年)初めにまだ通知カードも届いていないのに不審な電話がかかってきた。「いきなり、あなたのマイナンバーが使われていますっていうんですよ。えっ!と思いましたよ」

   電話は決まって息子が仕事で不在な午前11時近くだった。電話の男は市役所の生活環境課のフジタと名乗り、「あなたのマイナバーが東京の介護用品の会社に流出している」という。「変だな」と思ったみよこさんがすぐ電話を切ると、直後に介護用品を扱う会社のアベと名乗る男から「介護ベッドを買わないか」とかかってきた。しかも「あなたはマイナンバーを使って会員登録済みです」と言う。

   みよこさん「私は覚えがないし、会社の名前も知りませんといっても、でもそうなってますというんですよ」

   すると、再びフジタからかかってきて、「あなたのマイナンバーカードで市が生活環境課用のベッド20台、2000万円を購入した」と言う。さらにアベからも「あなたのナンバーで会員でないフジタがベッドを買うのは転売になり、名義貸しの罪に問われます。刑務所行ですよ。市のフジタが支払った2000万円が国税庁に差し押さえられた。取り戻すために2000万円の一部の200万円を負担して欲しい」と脅された。

   吉田アナ「追い討ちをかけるように、国税庁職員と名乗る男からも電話があり、『あなた刑務所に入ったら家族はどうなるだろうね』などと、5時間に20件以上続きました」

   みよこさん「怖いですよ。みんなで脅されるんですから」

   帰宅した息子がみよこさんの様子がおかしいのに気付き、警察に届けて未然に防がれた。

怪しいと思ったら消費者ホットライン「188(いやや!)」

   柳澤秀夫キャスター(解説委員)「普通に考えたらおかしいと思うんだけど、そうじゃないと思っちゃうのかなあ」

   吉田アナ「心理的に追い込まれてしまうんですね。引っかからないためには、電話は直ぐに切る。訪問は断り家に入れない、メールは無視して返信は行わないというのが基本です。そして、警察、役所や消費者ホットライン『188(いやや!)』に相談することをお薦めします。とにかく、自治体がマイナンバーについて電話や訪問で問い合わせることはないということですから」

   井ノ原快彦キャスター「マイナンバーの話が出たら電話を切るということだね」

(磯G)

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