自分の細胞で病気を治す「再生医療」今月から一部保険適用!抜け毛・美肌にも応用期待

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   自分の細胞を使って病変部分を治療する「再生医療」に実用化が急速に広がっていて、この1月(2016年1月)からは足の筋肉細胞を使って心臓機能を再生させる「心筋シート」が健康保険の適用となった。

   瀬戸宙大アナ「心臓病、肝臓、皮膚、目、腎臓やパーキンソン病の再生医療が可能になっています。医療分野だけではなく、髪の毛を生やす毛根の再生、肌の若返りなど美容分野でも発展をしています」

太ももの細胞を心臓の筋肉に張り付け

   平田麗美さん(23歳)は3年前、体調異変に襲われた。「むくみが出て、歩くだけで息が上がって。胸に激痛が走って大学病院に入院しました」

   病名は感染性の心内膜炎で、治療法は人工心臓か心臓移植しかなかった。

   そんな時、大阪大学の澤芳樹教授の「心筋シート」を張り付ける再生医療を受けた。太ももから採取した細胞5枚を心臓の筋肉に植付けたるもので、手術は約2時間の、1か月半後には退院できた。いまでは家事も外出も可能になった。「普通に生活ができる事が嬉しいです」と平田さんは話す。

   澤教授が再生医療を説明した。「人間は傷を負っても自分で治す仕組みを持っていますが、その治癒力を引き出してゆくのが再生医療なんです。いままでに40人が治療を受けて7~8割の方が治られています。この治療がなければ3~4年後には6~7割の方がお亡くなりになっている。こういう方が全国に1000人以上、世界規模で見れば数百万人はおられます」

   瀬戸アナ「心筋シートを使った虚血性心不全の治療は、費用は1476万円ですが、健康保険適用で3割負担だと443万円です。これに高額医療制度の適用を受ければ、およそ月々23万円です」

(磯G)

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