東京、兵庫でも観光バス事故!いずれも運転手は高齢・・・「記憶がない」

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   長野・軽井沢で15人が死亡するスキーバス事故の後も、観光バスの事故が続いている。きのう20日(2016年1月)午後8時ごろ、東京・大田区蒲田本町の環状8号線で、乗客乗員30人を乗せた観光バスが中央分離帯の信号機に激突し、乗客24人が軽いケガをした。

   バスは埼玉県久喜市の観光会社が所有し、河口湖周辺の日帰りツアーを終えて帰着する直前だった。過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕された菅原正運転手(58)は「ボーとしていた」と話しているという。

「運転手が意識もうろう」気が付いた女性添乗員 ハンドル補助しながら20キロ

   兵庫県淡路市の高速道路では17日(2016年1月)、時速100キロで走行中の観光バスの運転手が意識を失い、大事故になるところを女性添乗員の機転で回避した。阪急交通社が企画した宝塚歌劇を観賞するバスツアーで、貸切バス会社の「アトラストラベルサービス」が運行していた。乗客42人と女性添乗員1人を乗せ、70歳の男性運転手が運転して愛媛県松山市を出発した。

   バスが兵庫県の神戸淡路鳴門自動車道の室津パーキングエリアに差し掛かった時に、蛇行運転が続いていることに気づいた女性添乗員が運転手を見ると、意識もうろう状態になっていた。添乗員はハンドルを握って補助しながら約10分間、20キロを走行し、サービスエリアに入って停止した。乗客にけがはなく、貸切りバス会社が代わりの運転手を手配してバスは目的地の宝塚に予定通り到着した。

定期健康診断では発見難しいリスク

   運転手は「意識がなく覚えていない」と話しているという。年2回の健康診断でも異常はなかった。医師のおおたわ史絵は「一般的な健康診断でこうしたリスクを回避できるかというと、非常に疑問があります。完全にはいかないながらも、せめて睡眠時無呼吸症候群のハイリスクがないかだけでもチェックに加えるべきだと思います。航空機のパイロットの場合、定年60歳+アルファ。免許を持っていれば何歳でもいいのかということを考えなければいけないと思います」と指摘している。

文   モンブラン
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