声優・歌手の田村ゆかりが公式サイトで、所属するキングレコードとの専属契約が3月20日(2016年)で終了することなどを2月13日、明らかにした。
田村は10日、予定していたライブの中止や出演ラジオ番組の終了などを一斉に発表。「王国民」とも呼ばれる熱心な田村ファンの間では、「引退するのでは」「病気ではないのか」などと心配の声が上がっていた。13日の発表はこれを受けたもので、キングレコードとの契約終了が田村自身の意志によるものであること、ライブも「制作体制の見直し」をめぐり、やはり「本人の強い意向」により開催を断念した、といった経緯が明らかにされた。
田村自身も同じ13日、公式サイトで2500字近い長文を公開、
「これは私が自分らしくあるために、たくさん悩んで、いっぱい考えて出した答えです」
「ここで、新しい場所をお知らせ出来れば、みなさんに安心していただけるのだと思います。ですが、まだお知らせできない私のふがいなさを許して下さい」
とファンに理解を求めるとともに、キングレコードのスタッフとの思い出を記し、
「40という人生の節目の無謀な決断を許してくれてありがとうございます」
と感謝の言葉を語った。