<悪党たちは千里を走る>(TBS系)
『ジョン・レノン』に脅され子供誘拐!ムロツヨシ・山崎育三郎・・・登場人物みんな怪しい予測不能のドキドキ展開

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   なんだかワケわかんないけど面白い俳優、ムロツヨシが主演である。共演するのもイケメンなのに「不思議クン」という感じの若手・山崎育三郎と、個性があるのかないのかイマイチつかみどころのない女優・黒川芽衣である。

   山崎育三郎は「ミュージカル界のプリンス」だそうだが、「下町ロケット」(2015年10~12月放送)で会社を裏切る若い技術者を演じているのを見るまで知らなかった。タモリじゃないけど、私もミュージカルはどうもこっぱずかしい気がしてあんまり好きじゃないのだ。

   でも、ミュージカルは宝塚と同様、歌・踊り・演技と、かなりの力量が必要なわけだから、「プリンス」ともなれば相当な実力を持っているのだろう。「下町ロケット」ではシリアスな演技を見せた山崎もここでは半分コミカルな役、さらにはフジテレビで放送中の「お義父さんと呼ばせて」(火曜日夜10時~)ではなんとも暑苦しくスベリまくる道化役を演じて、テレビの世界でも躍進中だ。

信用できるか?スマホで来る指令

   で、ドラマは深夜枠らしく一風変わった展開を見せる。上司(光石研)と喧嘩して制作会社を辞めたディレクター・高杉(ムロツヨシ)と後輩のAD・園部(山崎育三郎)、それから部屋に押しかけてきた女・菜摘子(黒川芽衣)の3人が、金欠のあまり「犬でも誘拐するか」と相談している。そうこうしているうちに、ジョン・レノンと名乗る謎の人物に脅されて子供誘拐犯に仕立て上げられてしまう。

   ジョン・レノンからの指令はスマホで来るので、半分ぐらいは高杉のマンションの室内でその指令をめぐって3人が会話するシーンである。それと、誘拐された子供が監禁されている部屋、警察が詰めている子供の両親の家の3か所を行ったり来たりする。

   すべては謎に満ちていて、登場人物は警察を含めみんなあやしい。見る側は主人公である高杉と一緒になって先が読めない不安と戦い、あとの2人も信用していいものかどうか迷うことになる。

   ネットにはネタバレが溢れているが、最後までムロツヨシと山崎育三郎を楽しみたいから見ない。(水曜よる11時53分)

(カモノ・ハシ)

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