五反田の巨大商業ビルTOCビル(東京卸売りセンター)をマツコが徘徊する。毛皮・宝石専門店「ジョリエス」をのぞき、「残念なのは私が入るサイズがないってことねえ」とつぶやくと、店長は「探せばあるはずです」と商品を持ってくる。そのお値段が凄い。マツコが1350万円のユキヒョウのストールを羽織ると、これが圧倒的な貫禄で、「ナニワ金融道」に登場しそうなキャラである。
その後も子羊のベスト145万円、ブルーフォックスやシルバーフォックスのストールを着せてもらってははしゃぐマツコ。意外に無邪気だ。
宝石売り場に移動すると、こちらはもっと超高価で、8640万円のダイヤや1720万円のエメラルド。でも、指輪はマツコの小指の第二関節までしかはいらない。それにしても、マツコは毛皮や宝石に詳しいことがうかがえた。まあ、もともとそういうキャラか。でも、「こんな世界があるのねえ」と呆れたように言う。この庶民感覚が同居しているところがマツコの魅力だ。(3月17日深夜0時15分)
PEKO