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朝ドラ「とと姉ちゃん」1か月の快走!「あさが来た」上回るスタートダッシュ

   NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が放送開始から1か月が過ぎた。前作「あさが来た」の好調を引き継げるか心配されたが、これが大変な人気なのだ。スタート1か月で平均視聴率は22・5%で、これは「あさが来た」「まれ」「マッサン」よりも高い。その秘密をテレビドラマ制作関係者はこう見る。

「人気は貧乏と苦労ですよ。貧乏な子供時代を過ごし、がんばって自分の夢をどう実現していくかという期待感があるんですよね。これは『おしん』からの朝ドラの定番なんです。おしんは昭和の戦前、戦後を苦労した年齢層に支持されたが、いまは下流若者が自分の身の上と重ねてるんでしょう」

   ヒロイン常子が通う女学校に新任教師がやってきて、婦人運動家の平塚らいてふの一節を教えられ、常子は女性も自立した生き方をすべきだという思いに目覚める。(テレビウォッチ編集部