東京の中の「インターナショナルタウン」海外旅行気分でお国の店と料理を楽しむ

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   東京都内に特定の国の人たちが集まって暮す「インターナショナルタウン」が各地にできている。「日本の中で海外の文化や食を楽しむことができます」と宮下純一レポーターが紹介する。

【神楽坂(フランス)】

神楽坂には60年前にフランス政府が建てたフランス人学校があったため、多くのフランス人が住むようになった。今ではビストロの20軒以上がフランス人シェフだ。エッセイストのトラ・トーザンさんは「神楽坂の裏通りはフランスの下町の石畳とそっくりです。フランスにいるみたいで大好きです」と話す。

【錦糸町(タイ)】

「サワディカー(こんにちは)」と挨拶する大内オラニーさんはタイ教育文化センターの講師で、日本暮しも長い。錦糸町に定住しているタイ人は1500人もいて、タイの食材を扱うスーパーマーケットもある。トムヤンクンに使うスパイスはすべてタイ国産だ。ナンプラーの香りが高いガパオライスなどの食材は錦糸町でそろう。

【代々木上原(トルコ)】

「代々木上原には日本で最大のモスクがあります。その礼拝のためにトルコ人が移り住んできているんです」とトムハンマド・ラーシット・アラスさん(トルコの国家公務員)は説明する。ケバブサンドやアイスクリームなどトルコの人が好きな専門店が街中に点在している。

【高田馬場(ミャンマー)】

早稲田大学周辺は家賃が安く、出稼ぎのミャンマー人が多く住むようになった。「なまずのカレー」やお米の麺のスープ「モヒンガー」を食べさせる店はミャンマー人で溢れている。

歩き方のコツ「各国の旅行ガイドブック」

   日本で異国情緒に浸れるというわけだが、インターナショナルタウン歩きにはコツがある。料理研究家の佐藤わか子さんはその国のガイドブックを持っていくといいという。まず、メニューだけではわからない料理がどんなものかわかるし、店員に写真を見せて注文することができるからだ。小片言の言葉でもその国のあいさつをすれば歓迎される。

   その佐藤さんのおすすめは、東京都内ではないが、福岡のネパールだという。「日本で一番ネパール人が住んでいる街で、ローカルなネパール料理を楽しめるんです。また、ネパール人はお祭り好きで、しょっちゅうお祭りがあります」

   インターナショナルタウンをひとつづつ回って「世界一周旅行」なんていいかもね。

(磯G)

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