<重版出来!>(TBS系)
原作ファン納得の激似キャスト、そっくりシーンお見事!登場する漫画も本物のプロが作画

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   今期、イチオシの元気が出るお仕事ドラマといえる。原作は人気コミック松田奈緒子著「重版出来!」(小学館)だ。「週刊バイブス」編集部を舞台に、編集者、漫画家、アシスタント、営業、書店員ら漫画雑誌に携わる人々がさまざまなエピソードで描かれていて、漫画業界のことがよくわかる。編集者と営業部が火花を散らす部数決定会議(部決会議)の場面など、実にリアリティがあった。

   もともと原作のファンだったので、ドラマ化を機にあらためて読み返したら、コミックの構図そっくりのシーンが結構あり、ドラマの制作者たちが原作を大切にしていることがよくわかる。

当初の予定は能年玲奈主演だった?

   新米編集者・黒沢心を演じるのは、連ドラ初主演の黒木華。噂では当初この役は「あまちゃん」の能年玲奈に決まっていたが、いろいろあって黒木になったと言われているが、一所懸命頑張っている黒木を見ているとつい応援したくなる。

   ほかにも、編集長には松重豊、編集部員には安田顕、荒川良々、黒沢の指導社員で頼れる先輩の五百旗頭敬にはオダギリジョー。コミック営業部担当・小泉純には坂口健太郎、漫画家役は小日向文世、滝藤賢一、要潤。アシスタントにはムロツヨシ、新人漫画家には永山絢斗というように、脇を固める出演者も豪華だ。

   原作と見比べるとよくわかるのだが、それぞれがよく似ていて、キャスティングへのこだわりを感じる。漫画原作のドラマは原作ファンにソッポを向かれたらおしまい。それをわかっているから原作ファンも納得するキャスティングに力を入れたのだろう。

ユニコーンのエンディング曲「エコー」懐かしくていいね

   漫画は現在も「月刊!スピリッツ」で連載中。なので、ドラマではどう完結するのか期待がもてる。そうそう。久々に登場したユニコーンによるエンディング曲「エコー」も懐かしさを感じさせるあたたかみのある曲でいい。

   このドラマにはもうひとつ目玉がある。ドラマで登場する漫画の作画は実際のプロが担当しているということだ。三蔵山龍(小日向文世)の「ドラゴン急流」はゆうきまさみ、「タンポポ鉄道」は村上たかしが描いている。(火曜よる10時)

くろうさぎ

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