<スポーツW>(テレビ東京系)
阿部慎之介「野球人生剣が峰」30代後半になっても支える『巨人の星』の父親・・・なかなか見せた密着取材

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   コメンテーターは中畑清とセルジオ越後、MCの左端には又吉直樹、この人、デカ面に長髪短足、どうみても不細工なのに、小説家になって以来テレビでもモテモテである。真ん中のアナウンサーの顔も名前もさっぱり覚えられないのに、又吉だけは目立つ。賞とは便利なものである。今回の目玉は阿部慎之助の密着取材であった。
   巨人一筋16年の慎之助にとって、この2か月は大事な年月だったという。食事しながら、車で移動しながら、記者が話を聞いている。タメ口でしゃべる慎之助の態度は、ある意味で傲慢にも見えるが、何故か彼は嫌みに取られない。得な性分である。
   巨人は交流戦の前、7連敗もしたのに、阿部慎之助が出てきた途端に勝ちだした。やっぱりキャッチャーでは無理で、打撃専念だが、多分、ひ弱な都会っ子集団のジャイアンツには慎之助の存在が精神的に支えになるのだろう。その慎之助には大事な後ろ盾がいる。父親である。小さい時からトレーニングや進路についてアドバイスし続け、今でも慎之助は尊敬している。30代後半にもなっての甘い親子関係だが、幸せな親子ともいえる。男同士では、普通は滅多に連絡も取らないだろうに、劇画の巨人の星そっくりである。
   中畑よりもセルジオ越後の辛口コメントが筆者には面白い。将来のお座敷を考慮して、誰も本音で批判しないスポーツ評論家の中で、越後の存在は貴重である。MCを減らして、もっと彼に喋らせろ。(放送2016年6月4日23時~)

(黄蘭)

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