レベル低すぎる観世流家元継承リポート!嫁姑話に矮小・・・裏の「伝統芸能利権」にメス入れろ
<ザ・ノンフィクション 家を継ぐ、その時、妻は>(フジテレビ系)

印刷

   東京・中野区にある武田修能館の600年続く観世流の家元、武田志房(74)には長男・友志(41)という後継ぎがいて、彼らは道を隔てて対面に住んでいる。志房の妻・節子(69)と友志の妻・莉子(39)の仲はギクシャクしている。莉子は能楽師の妻でありながら、独身の時からカウンセラーという職業をもち、10歳の章志の母でもある。
   ことの発端は友志が当主になると言い出したこと。つまり、両親の住む武田修能館の2階(1階は稽古場)を明け渡せと親に迫ったのである。母の節子は死ぬまでここから動かないと突っぱね、嫁と姑も険悪になる。まあ、最後は親側が折れて、後継ぎが当主になるところで終わるのだが、こうした伝統芸能の内側が案外ミーハーで筆者は驚いた。例えば、家元の趣味はパチンコで、舞台のないときには1日中パチンコ通い。妻が「またパチンコだ」と怒っている。
   代替わりが決まってから、嫁の莉子は姑の節子を誘って温泉に行き、2人で夕食を取りながら、嫁は「これからもいろいろお義母さまに教えていただきたい」と言うと、姑も「いいですよ。ありがとうございます」とよそ行きの挨拶をする。カメラの前でこんなヤラセみえみえの会話をさせる作り手の神経を疑う。旅行の費用までまさか局持ちではあるまいな。
   ジリ貧の伝統芸能が何とか保たれているのは、おそらく文化庁の補助金のお陰だろう。その辺のディテールには何も言及しないで嫁と姑話とはあまりにも低レベルである。(放送2016年6月19日14時~)

(黄蘭)

採点:0
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中